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活動の目的
筑豊地区を流れる「遠賀川」を守るために、源流の地である嘉穂町（現嘉麻市）で、後継者不足や木材価格の低迷による林業の衰退で荒廃した山林を人工林から広葉樹の森に戻すことで“水とみどりの循環”を見つめ直し、５０年、１００年後の地球と水、子供たちへと繋がる、自然と人間の共生を求めた「命の水」を育む豊かな森づくりを目的として取り組んでいます。

活動の内容
遠賀川源流部を中心に、これまで人工林（スギ・ヒノキ）だった山や、台風で被害を受け荒廃した山を、保水力や河川浄化機能を高めるため、毎年３月に落葉樹（クヌギ・ヤマザクラ・イチョウなど）を中心に植樹しています。７月末には植樹した場所の下草刈りや枝打ちを実施しています。毎回３００人前後の老若男女のボランティアのみなさんが、遠賀川流域及び福岡県内各地からも集まり、森に新しい命が芽吹いています。作業終了後は、交流会も実施しています。
６～７月には沢登り体験、１～２月には真冬のキャンプなどの次代を担う子供たちを対象とした森づくり体験学習を行い、森や水の大切さを理解してもらっています。

活動のあしあと
　設立年月 : 平成９年７月

会 員 数 : １９名（事務局含む）

活動エリア: 嘉麻市

受 賞:
　・国土交通省 水資源功労賞受賞
　・緑化推進運動功労者表彰
　「内閣総理大臣表彰」受賞
活 動:これまでに１０回の植樹（平成９年から平成２２年まで）延べ7.9haに10,800本の植　樹植樹参加者延べ2,490人

今後の方向性（夢）
私たちの活動には、現在多くの人々が参加し、それを支持してくれています。地域住民の間に、川を自分達の手で守ろうとする心や環境問題への関心ができたことは大きな成果だと思っています。これからも今までの活動を継続して続けていく一方、新たな試みを実践し、より美しい筑豊の森づくりを追求していきます。