(6)改修事業の効果

戦後最大の洪水となった昭和28年6月洪水の27年後の昭和54年6月と55年8月には昭和28年の雨量に匹敵する洪水が起きました

しかし、この時の被害は直轄館での堤防の破堤はなくほとんどが水による被害でした。

下の表は昭和28年と昭和54年55年と比較したものです。

この結果からわかるように、洪水の規模はほぼ同じでしたが、被害は格段に減っています。

これは昭和28年以降進められてきた改修事業の効果によるものと思われます。