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源流のない堀川運河(遠賀川と洞海湾をつなぐ運河)に水が戻ってきた日(河守神社)
第6回 ふくおか水もり自慢!北九州大会で「遠賀堀川の探検と五平太船の体験試乗会」が行なわれた。 

第6回 ふくおか水もりじまん! 北九州大会
あなたの水辺や森は元気ですか?

                     日時:平成22年2月20日〜21日(土〜日)
                     会場:九州女子大学・九州女子短期大学 耕学館
                     主催:ふくおか水もり自慢!実行委員会
                            「ふくおか水もり自慢!」は、
                            福岡県川のネットワーク推進事業の一環として行なわれています。

「ふくおか水もり自慢!」は福岡県内の「水」・「森」・「海岸」 にかかわる活動をしている団体や個人、関係機関が同一に会し、交流することによって、団体間の交流や行政とのパートナーシップを促進するとともに、他の団体の活動状況や手法を学び、今後の活動の糧とし、お互いの活動を称え会う場です。
 そして、福岡県の豊かな自然と人間が共存していくために必要な考え方を一緒に検討していく場です。

※このホームページでは発表された団体のうち、遠賀川流域で活動している団体を中心に報告いたします。
 
基調講演
福岡県の「川の魚」の話
九州大学大学院工学研究院  中島 淳氏

とっておきの情報
河川愛護活動の支援
福岡県県土整備部河川課

子どもの部  遠賀川水辺館 めだかの学校の皆さん
 
 3分間という決められていた時間も
元気良く発表されていました。
パネル発表は15分間。取り組みの説明を
頑張ってしていました。 
 
発表後、島谷 幸宏実行委員長から、表彰状をいただきました。
右側3人は子どもの部で発表された「豊の国海幸山幸ネット」、生き物探検隊を発表されました。
 
 めだかの学校活動紹介  5年間のあしあと
活動拠点となっている遠賀川水辺館前の学習ビオトープ「春の小川」は彦山川より、くみ上げられ、浄化実験が行われた水が小川に放流されています。小川内には、メダカやギンブナ、スジエビや、タイコウチなど様々な水生昆虫や、クレソン、オオカナ、ダモ、エビモ、アサザなどの植物が育成しています。四季折々の変化について豊かな自然を楽しむことができます。

「めだかの学校は・だれが生徒か先生か・・」と童謡に歌われているようにこのめだかの学校では、 ときに子どもたちが先生になり、ときに先生が生徒が子どもになります。

そして、年間を通した自然体験活動を継続し、自ら考え、自ら課題を見つけ自ら判断できる子どもの育成を目指すものです。

また、この自然体験活動では、主体的な活動を積極的に支援し、子ども自らが、自然とのかかわり方や、自然に対する物の見方を考え方に気づき、身につけていくようにするものです。

かえる教室
春の小川の生き物たちの、四季の変化を体験から感じることができ生態系や命について学ぶことができた。また、グラフにしてみることで面白い変化が見られた。

遠賀川生き物調査隊
遠賀川と「春の小川」のパックテストによる水質調査(COD・ph)をしている見た目にはわからない川の汚れについて、科学の目で見ている。また、春の小川の小生物(エビやタイコウチなど)を観察している。

すずめ教室
野鳥の会のメンバーによる指導の下、水辺館周辺の野鳥監察を行っている。そんなに住んでいるの!と驚くぐらいたくさんの野鳥を観察・記録し続けている。

大人の部  

 ふくおか水もり自慢では、「知恵」「勇気」「希望」「元気」を与えてくれた団体を選んで大賞および地元実行委員会特別賞を、参加した皆さんで投票して決定いたします。
 第6回 ふくおか水もり自慢!大賞団体は 堀川再生の会 五平太                                
ふくおか水もり自慢!の大賞を受賞されました。 
 
音楽に乗って、国土交通省遠賀川河川事務所、県土整備事務所の皆さんとのコラボで発表。 
いつもシナリオや衣装は前日の夜中に出来上がるとか、当日はぶっつけ本番。
でも、皆さんなかなかの役者さん揃いでした。本当におめでとうございました。

 川の状況は、今から203年前に完成した「ノミ」で掘った全長12kmの人工の運河です。コンクリートの三面 張り、一部昔の「ノミ」の跡が残っています。平成19年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されました。

水質・水量は、源流がなく(上流部の地番沈下による)生活排水と雨水のみです。水量は少なくヘドロ化して、膝までの水深です。

生物は、上流の中間唐戸では、ヨシノボリ・コイが、下流の定格橋ではヨシノボリ・ヌマチチブ・カワニナなど、かなり綺麗な水質に棲む生物が採取されています。


住民とのかかわりは、地域住民、小学校、中学校生徒と一緒に浄化活動を行っています。

行政とのかかわりは、国土交通省河川事務所、県北九州県土整備事務所、八幡西区役所は我々の活動に理解と協力をしていただいており、特に県北九州県土整備事務所は今回のエクスカーション「堀川探検」を全面的にバックアップいただいている

1.毎週金曜日(年中無休)川の浄化と清掃・・・地域住民と共同実施しています
2.小・中学校約10校とEM団子約2万〜3万個/毎年堀川に投入しています。
3.堀川の5カ所で水生生物調査、水質調査を実施(平成17年から7年目)をしています
4.小・中学校や地域に出かけ、または堀川で子どもたちや地域住民に環境教育を実施しています。

EM投入から箇所から、下流はヘドロが減少し悪臭もほとんどなくなり、少しずつ綺麗な水に棲む生物が増えてきています。課題は水が流れる川にすること、この件は遠賀川河川事務所や県北九州県土整備事務所に実現に向けた検討をお願いしています。
 7年間毎週浄化活動を行ってきたおかげで、「堀川」の存在を認識していただくようになりました。また、「堀川運河近代化産業遺産」認定記念事業を通じてより多くの方々に堀川の歴史を知っていただきました。堀川を何とか次世代に「自然とほたるが飛び交う川」に戻して渡したいと思います。今年度は堀川を世界遺産群の一つとしての登録を目指したいと思っています。
 堀川再生・五平太の紹介(遠賀川へのメッセージより)

特別賞は 龍王・山・里・川の会のみなさんです。

遠賀川にのぼってくるアユ(女性)さんと鮭(男性)が建花寺川でデートができるようにきれいにしていきたいと
話されていました。

毎月第三金曜日を定例会として二瀬公民館(飯塚市)でじっししており、建花寺川の源流の鎮西地区や二瀬地区を活動の場所として、龍王の山の山麓の里山の保全と、建花寺川の水質浄化に取り組んでいます。
遠賀川の水質浄化はその支流といわれていますが、自分たちの地域を流れる建花寺川だけでも、遠賀川に悪い影響を与えないためにも、源流の里山の保全、竹林整備を通して地域の方の理解を得ながら川の水質浄化のための啓発を進めながら
地域以外の方とのネットワーク作りを急ぎたいと思っています。
 
龍王・山・里・川の会は水のスペシャリスト3名、水棲生物のスペシャリスト2名、さらに、自然農業の方1名、水環境の方5名、測量をされる方1名、観光ガイド2名、食育指導の方2名の方々と力を合わせて、遠賀川にのぼってくるサケとアユが建花寺川でデートができるように願っています。 

特別賞 遠賀川に鮎がたくさん帰ってきたよ!水辺館の活動紹介

「遠賀川に鮎が帰ってきてはしゃいでしまいました」と皆さんの声。(会場にたくさんの鮎たちがきました) 平成21年10月に3匹のアユが採集されました。このことは石炭採掘によって、ぜんざい川と呼ばれ、家庭排水で汚れている遠賀川がきれいになった証拠でもあり、地域住民にとって何よりの宝といえるうれしいニュースでした。

地域住民と行政(直方市役所・国土交通省遠賀川河川事務所)そして子どもから大人まで一緒になった発表でした。  

遠賀川水辺館前の、遠賀川河川敷(緩傾斜護岸)はコンクリートにより直線化した水際ではなく、土や石を用いて自然豊かな川づくりが行われています。水際まで安全に近づくことができるほか、変化に富む水辺には、近年失われつつある植物が確認されているほか、魚の繁殖の場にもなっていて、野鳥も数多く飛来すます。

また、緩やかに傾斜した河川敷は、散歩や運動に適していて、クロスカントリー大会なども開催されています。

日本土木学会より、デザイン賞2009最優秀賞を受賞されました。

遠賀川が増水すると、残念なことに上流からゴミが流れてきます。そのゴミは、もぐり橋や、河川敷に漂着し、ペットボトルの列が出来上がります。水が引いた後に河川敷のゴミ拾いや、もぐり橋、カヌー乗り場の清掃を毎月最終日曜日や、活動の折を見て、小学生・中学生や大学生、地域の皆さんと一緒になって行なわっています。

そんなゴミ問題や、九州ワースト1位の水質の汚名を着る遠賀川に、アユが見つかりました。海から春の遡上は毎年確認されていたものの、産卵期のアユが偶然捕獲されるのは珍しいことです。その後、120匹から150匹の群れが確認されました。

 
遠賀川水辺館(遠賀川からのメッセージより).PDF   

特別賞は遠賀川水辺館の協力の助っ人軍団「おやじの会」誕生

 遠賀川水辺館おやじの会の活動理念は「次世代の肥やしになろう」です。
水に強し、野に強し、山に強し、
蝶からイノシシまで生き物にめっほう強い
テーブルからカヌーまで何でも作る
水のことから、郷土史まで何でもこなす
ケーキからうどんつくりなど何でも料理するまさに強力助っ人軍団
 
 川は洪水対策だけや、水の利用だけではなく、人が集い、にぎわう場であってほしい川で、絵を描き、詩を詠い、音楽を奏で、自然を学び、お祭りをして、さまざまなボランティア活動の場としたい文化の香りがする遠賀川流域でありたい。

遠賀川水辺館は、環境学習や地域の拠点としてだけではなく、災害発生時には防災の拠点として、水防団の待機所や緊急避難場所として利用する施設です。

「おやじの会」は、展示用魚介類の補充、春の小川の維持管理、おやじカフェ、野外用のテーブルなどの木工や力仕事等、影で支えています。

特別賞はLet Action!  福岡大学 はかたわん海援隊

 発表者をはじめ、大会を支えていただいた福岡大学の学生さん。本当にありがとうございました。楽しい大会でした。
 樋井川一斉環境調査で、中流域において「樋井川を楽しむ会」の方々と樋井川定期清掃を行い、学生である強みを生かしてパイプ役を担っている。

上流から下流までの参加者が一緒になればいい川が作れると考える。また一斉環境調査をするだけではなく、その報告を、流域住民の方々に報告することで、樋井川の川の現状をすることができた。

流域住民が、川だけではなく、流域全体の保全を考えていくことが「いい川」を作っていく上で重要立ち考えている。
 
   
   
   
   
   
   
   

エクスカーション:遠賀堀川探検と五平太船体験