="#ff0000" size="+1">後藤寺小学校4年生や地域の人々が、中元寺川をもっときれいにしようと、川の水質や生き物を調べました。

 
 
日時    平成22年10月8日(金)
場所    田川市立後藤寺小学校・中元寺川水辺広場
主催    中元寺川清流ルネッサンスキャンペーン実行委員会
参加団体 後藤寺小学校、中元寺川子どもの水辺協議会、田川ふるさと川づくり交流会   
       国土交通省遠賀川河川事務所、
       福岡県(田川県土整備事務所、嘉穂・鞍手保険福祉環境事務所)
       田川市(教育委員会生涯学習課、福祉部環境対策課)
後援    遠賀川水系水質汚濁防止連絡協議会、田川市教育委員会
中元寺川清流ルネッサンスキャンペーンは、中元寺川の水質などの水環境改善をめざして、小学校、PTA、住民団体、行政(国・県・市)が、協働して取り組みます。直接、川に触れ、水質や生き物を調査して、川の様子を知り、川の汚れの原因について考え、きれいな川にしようと水エコ(自分たちでできる生活排水対策)を積極的に取り組むこと、また、地元の人に、「昔、中元寺川で遊んだこと」を話してもらったり、一緒に作業をして「世代間交流」も含めて、中元寺川の水質改善をめざすことを目的に開催されました。

当日は、後藤寺小学校4年生と地域の人々は、後藤寺小学校の図書館に集まって、透視度計(水の透明度を測定)を作ったり、今夏できたばかりの「中元寺川水辺子ども公園」の下流春日橋の河川敷で水質調査や水生生物調査を行いました。また、水質調査では彦山川の上流の水と、自分たちの校区を流れる中元寺川の水と比較しました。
透視度計を作ります。 
   
   
 
   
 
     
   
細かな作業で作るのに大変していた児童も、透視度計ができると大喜びでした。

透視度計は筒の中に十字板を入れて、水の透明度をはかります。透明な水ほど水の見える深さが深くなります。水が濁っていると十字板を上にあげないと見えません。

彦山川の上流の水(添田町歓遊舎前)と、中元寺川を調べました。
   
   
簡易パックテスト(COD)を使って水の汚れをはかります。
 
   
 教室では彦山川(歓遊舎前)の水をはかりました。綺麗かな。試薬に水を入れて5分ほど待ちます。

水生生物調査を行います
   
 水生生物のとり方、観察の仕方などを学び、併せて、中元寺川の水を透視度計や簡易パックテストで測定しました。

少し雨模様が心配されましたが、児童は川の中の小さな生物や魚を見つけて、歓声を上げていました。

   
   
   
 
 

 とった小さい生き物や魚がどんな名前かみんなで調べます。
   
   
 
   
 
   
 観察が終わった後はみんなで河川敷のゴミを拾いました。ゴミを拾うと草が生き生きとしてきます。
   
 
 
 透視度の測定の結果です。各班の数値を表示。  CODパックテストの結果です。
水色の紙は彦山川(歓遊舎前)の水、黄色の紙は中元寺の水です。 

各班から取った小さい生物や魚を発表していただきました。スジエビが多くいました。魚ではオイカワ・カワムツ・メダカがいました。中元寺の川は透視度や水質検査、水生生物などの生き物からみると少しきたない川となりました。 

 「水エコしよう!川を汚さないために私たちにできること」として国土交通省遠賀川河川事務所の方がお話しされました。

きれいな水に牛乳を1滴入れたら、どれぐらい汚れるのか、の実験をして見比べると、数値の違いがはっきりして、児童たちは牛乳一滴でも川が汚れることにびっくりしていました。

「食べ物を残して、そのまま捨てた場合、元のきれいな水質に戻すためにはたくさんの水が必要です。」また、
「一人ひとりが川を汚さない工夫をすることが「水エコ」です。できることをしていくことで、川はきれいになります、ぜひ実践していきましょう。」と話されました。
 
「田川ふるさと川づくり交流会」は田川の地域でみんなで川をきれいにしようと取り組みをしている団体です。

村岡会長より、「皆さんに食器などを洗う時に使うアクリルたわしをプレゼントします。洗剤もたくさん使うと汚れの原因になります。少しの汚れなら洗剤を使わなくてもアクリルたわしできれいになります。今日、みんなでしたことを家庭にかえってお家の人に話してください。みんなで川をきれいにしましょう。」と話されました。
 

 
地元、奈良公民館、館長さんから、中元寺川について、お話がありました。
「私たちが小さい頃は、田川は石炭生産の最盛期で、石炭を洗う作業が行われていたため、ほとんどの川があずき色の川でした。川の中に入って魚を取ることもありましたが、洗炭された小さな粉が体についたことを思い出します。
昭和20年代以前には、川上の方に貸しボート屋があり、住民の憩いの場になっていたそうです。

今夏、中元寺川子どもの水辺公園ができ、川岸を散歩している人も多くなってきました。新しい憩いの場ができました。これからは皆さんと一緒に、川に親しめる事業をしていきたいと思います。ぜひ皆さんも参加してください。、そして、きれいな中元寺川にしていきましょう。
 
 
  お礼のあいさつをされる後藤寺小学校の教頭先生。
 
今回の水エコしょうでは、後藤寺小学校の児童の学習に、たくさんの大人の人が協力しながら進められました。透視度計を作ったり、水質調査や水生生物調査をしながら、児童と共に学習できたことは、大人の人たちにとっても、新しい刺激になったのではないでしょうか。
遠賀川は流域に中小の都市が点在しているため、たくさんの人々の命の水になっています。
しかし、近年、河川敷にはゴミが捨てられ、川の水質も、家庭から流れる雑排水で汚れがひどくなっています。流域に住む65万人の暮らしと、北九州市の市民の水道の源となっています。

今回体験した児童は「遠賀川を大切な川、汚さないようにしていきたい」「今日学習したことを帰って家族に伝えたい」と感想が寄せられていました。

みんなで学習したことで中元寺川がもっと身近に感じられ、遠賀川が流域に住む住民にとってとても大切な川であることが分かったのではないでしょうか。

※遠賀川水系の水質は全体的には改善傾向にあるものの、依然として上流域では、中・小支流の川の水実が改善されておらず、昨年の水質ランキングでは、九州ワースト2位でした。汚濁の主な原因は家庭からの生活雑排水で、下水道などの施設整備促進と共に一人ひとりが積極的に「水エコ(自分たちでできる生活排水対策の推進)」に取り組んでもらうために、流域の行政や住民が一体となって河川の水質改善に取り組む「遠賀川清流ルネッサンスキャンペーン」が展開されています。昨年は山田川で開催されました。

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